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【元気になる!】南米の人の凄い励まし方【憧れの東京・中央区暮らし 番外編②】A South American in Tokyo

2024-05-20 | TOSHI

南米の人の凄い励まし方

異文化というのは、時にもの凄くも素晴らしく、思わぬところからガツンと攻撃が来ることもあれば、快刀乱麻のように助けになってくれるものでもあります。

今回は後者だったかもしれません。南米の人からもの凄い励まし方をされました。

今、ダンスを習っていて、先生のうちの一人は本場、南米の人です。地方にいる間は実に四半世紀も見ることのできなかった珍しいダンスで、それを本場の人から日本語で習えるなんて思ってもみなかったことです。

まだまだ慣れないこともありますが、こういう時に東京はいいところだ、としみじみ思います。

先生の母語がスペイン語なので、少しずつそちらの勉強も始めました。

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今回は、ちょっと元気のない時にレッスンに行ったら、先生が

「調子はどう?」

と訊くので、

「まあまあです」

と答えると、

「どうしてまあまあなの?」

と食下がってきたので少しびっくりしました。

「いやー、ちょっととあるプランが駄目になっちゃって……」

と薄笑いで答えると、先生がなにげない口調で、

「でも、生きてるじゃない! そのプランが駄目だったなら、ほかのプランを試せばいいんじゃないの?」

と言うので、内心、驚愕しました。

「でも、生きてるじゃない!」というもの凄い励まし方をこんなにさらりとするなんて、外国の人は凄いものです。そう言われたらなかなか言い返せません。

その時、実はお腹がすいていたのと、レッスンの内容が初めて習うことで難しかったので、珍しくレッスンが少し厳しく感じられたのですが、この日言われたことは、一生忘れられそうにありません。

先生の母国は凄く遠いです。地球の裏側から来て結婚もして、成功している人の言うことは違うものだと思いました。

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