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逆転の発想【元気になりたい人へ!国内で6番目】いなべフェアトレードタウン代表インタビュー

2020-11-29 | TOSHI

「旅・食・ユーモア」を愛する皆さん、こんにちは!

TOSHIです。ちなみに女性です。元気が出る記事を書けたらと思っています。

今回は、今、ホットな三重県いなべ市で、すてきな女性を発見しました!

「いなべフェアトレードタウン」の代表である方です。

そう、いなべ市は、2019年にフェアトレードタウンに認定されました。

日本国内では、名古屋市、札幌市などに続き、6番目の認定でした。

ロンドンやパリなどの大都市も含まれる、フェアトレードタウン。それに対して、いなべ市の人口は43000人ほどです。

人口43000人ほどのいなべ市が、日本国内で6番目に認定された、フェアトレードタウンに。大きな都市にくらべた、そのメリットは?

今、ホットだという噂の、いなべの魅力って?

こういう時世ですが、読者に、グルメを含めた、旅気分を提供したいです。

では、いなべフェアトレードタウン代表である、羽場典子さんをインタビュー。羽場さん、皆さんに、いなべの魅力を語っていただきました!

元気を出したい人、旅気分を味わいたい人、必見です!!

【いなべフェアトレード】「いなべ市」って?旅気分も

(C)TOSHI

「いなべ市」は三重県の最北端にある、自然豊かな美しい町です。

岐阜県、滋賀県に接し、員弁川が流れています。

近年、こちらは、まちおこしに熱心で、移住する人も増えています。

取材当日はよく晴れた日でした。のどかな平野が広がる中、あの山がぐっと、巨大に、せまって見えて、こちらを見守っているように、そのときの私には見えました。

余談かもしれませんけれど、紅葉の季節に、いなべを通って滋賀県にドライブしたことがあったのですが、永源寺(滋賀県東近江市)というお寺や、まわりの景色もとても美しかったです。

(C)TOSHI

古い、風情のある道が残っていますよ。空気がきれいです。

(C)TOSHI

【いなべフェアトレード】にしまちバインミー

今日、まずお邪魔したのは、「にしまちバインミー」。

いなべ市にて地域活性を目指し、空き家を改装してオープンさせた、ベトナムサンドイッチがメインのカフェです。

今回、こちらのにしまちバインミーにて、いなべフェアトレードタウン代表である、羽場典子さんをインタビューしました。

(C)TOSHI

【いなべフェアトレード】いなべで旅気分、食レポ

インタビューの前に、食べてもいいということで、本当にたくさんいただきました。

実は私、いなべに来るのはちょっと久しぶり。空気がきれいでいいところだな、とは思っていましたが、さらに、こんなにお洒落で、本格的なベトナムサンドイッチが食べられるお店があるとは……正直、意外でした。

さあ、旅と食を愛する皆さんに代わって、今日は私が、がっつりいただきます!!

こんな時世ですが、旅気分を味わって下さいねー。

いやー、ここ、楽しみだったんですよォー。ベトナム料理、大好きなんです。

そして、内装がステキ!! ベトナムの雑貨とかも売っていますよ。まさに旅気分です。

けっこう奥ゆきのある店内で、ゆっくりできそうな席もありましたね。

いい匂いがするー。ここは、おいしいにちがいない!

最近、旅行行ってないし、食べる前から、ワクワクして、すでに幸せでしたね。

まず、「ベトナムハムのバインミー」、「さっぱりササミのバインミー」をいただきました。

ああーっ、これは、やっぱりおいしいっ!!

そんな気がしていたんです。店構えとか、匂いとか。

私、実は、かたいパン類のサンドイッチ、普段は、そこまで好きではないんですよ。

食べるとおいしいんですけど、食べ終わるまで、いちいち噛みしめるのが面倒で、また、具材がたっぷり入っていたりすると、個人的には、途中で落とさないようにするのがまた面倒っていうか。ベトナムではフォーばっかり食べていました。

ところがこちらのバインミーは、そんな私がうなるおいしさ!!マジです。

まず、バケットが凄くおいしい!それもそのはず。

あとから知ったんですが、このこだわりのバケット、パン屋さんと現地ベトナムまで行き、試行錯誤を経て完成させたのだとか。

具材にもぬかりはありません。ベトナムハムのバインミー、手作りベトナムハムやレバーペースト、コクがあるのにすっきりして、本気でおいしい。私、こういうの大好きです。

さっぱりササミのバインミーの方は、鶏肉がしっとりやわらかく、食べやすくて、他の具材にもしっかりなじむ。

とにかくどちらも、はさんである野菜、なますも、しっかり下味がついていて、具材全体が、いい感じになじんでいます。

ニョクマム(ベトナムの魚醤)がきいていて、あと、しっかり、パクチーの味がします。あざやかないいアクセント、味のコントラスト。

私は本当にどっちも好きで、幸せ。

私がバケットのサンドイッチで、ここまで幸福になれるとは……。

パクチーが苦手な人はシソに変えられるそうです。

バインミーは食べたことがない、という方も、挑戦してみては!?

(C)TOSHI

フォーももちろん、とってもおいしかった。優しい味で、ハーフサイズもあるのがにくい心遣い。数種のスパイスで味を自分好みにすることも可能です。

(C)TOSHI

【いなべフェアトレード】いなべで旅気分、ヨーグルトコーヒー

あと、ここで私は生まれて初めて、ベトナム生まれだという、「ヨーグルトコーヒー」というのを飲んだんですが、ベトナムの濃い、練乳の入ったコーヒーにヨーグルトが入っているというもので、本当に、コーヒーとヨーグルトをまぜた味がするんですよっ!!右側がそうで、写真はアイスのものです。でもおいしい。

あー、楽しい。本当に、旅気分ですよ。いい店だ。

羽場さんにいわせると、「チェー(ベトナムのぜんざい)」もおいしいんだそうです。

 

【いなべフェアトレード】大都市でなく、「いなべ市」がフェアトレードタウンであるメリットは!?

(C)TOSHI(岩田商店にて)

さあ、インタビューです。あらためて、いなべフェアトレードタウン代表である、羽場典子さんです。

――自然に囲まれた美しい町で、懐かしさと同時に意欲が感じられる気がします。移住する人が増えていると聞きますが。

羽場さん:「若い頃は名古屋も好きだったけれど、いなべに帰ってくると、タイムスリップした気分になれるっていうか。あと、ここから滋賀県へ走る道は、私も大好きな道です」

――分かります。また、住んでいる方にとって、いなべのよさは?……ちなみに、羽場さんは、いなべの方との結婚で、こちらに来た方ですよね。

羽場さん:「いなべには、日本人のいいところが、すごく残っていると思うんです」

――いなべには、日本人のいいところが、すごく残っていると思われる。その理由は?

羽場さん:「安請けあいするわけではないけれど、『ああ、あのときのことを憶えてて下さって、助けて下さったんだ』……とかね」

――うーん、伝わってきます……。

羽場さん:「『いいもの見つけちゃった気分』っていうの?昔は、木とかで栄えた町で、映画館があった時期もあったそうですよ」

そして今、まちおこしで、名古屋などの都市でも、いなべの活動を知っている人が少なくない印象です。また、2019年に、全国で6番目に、フェアトレードタウンに認定されました。

ちなみに「フェアトレード(Fairtrade)」は、『公正な貿易』、『公正取引』、そして、「フェアトレードタウン運動」とは、「まちぐるみ」、つまり、まちの行政、企業・商店、市民団体などが一体となってフェアトレードの輪を広げることで、不利な立場、弱い立場に置かれた途上国の生産者の人たちの自立や環境の保護保全に貢献しようとする運動です。

参考:一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム 「フェアトレードタウンとは」

http://fairtrade-forum-japan.org/fairtradetown/about-fairtradetown

――素晴らしい試みですね。そして、大きな都市にくらべて、いなべ市がフェアトレードタウンであるメリットは、ありますか?

この質問に、羽場さんがケロッと答えました。

羽場さん:「フェアトレードタウンに認定されるためには、いくつかの基準を満たす必要があります。……たとえば、そのうちの1つに、『地域の店(商業施設)によるフェアトレード産品の幅広い提供』というのがある」

――そうなんですか。

羽場さん:「分かりやすいように、あえてざっくりいうと、2品目以上のフェアトレード産品を提供する店(商業施設)が、人口3万人以上は、1万人あたり1店以上あること、などが指標とされる」

――人口3万人以上は、1万人あたり1店以上あること、なるほど。

羽場さん:「だから、仮に200万人の人口の都市だと、200店の協力店が必要になる計算ですね。けれど、いなべの人口は43000人くらい。単純計算でいくと、4店舗の協力店があればいいことになる。そこに、大都市にはない、小さな町ならではの可能性があると感じたんです」

――なるほど!!……大都市にはない、人口の少ない、小さな町ならではの可能性……逆転の発想ですね!!……羽場さんって、やっぱり凄いわあー。

はい!TOSHIは、ここであえていいますが、私は、今まで、羽場さんに定期的にお会いする機会があったんですね。顔の広い方なので、私はそのうちの1人なのですが、初めて、実に、ご結婚されてそんなに経っていないとき、車の中から、ボブカットの感じのいい若い女性が出てきて、ずっとそのままの印象の、自然体のすてきな方なんです。

それにしても、いなべフェアトレードタウンの代表になられたとは。でも、分かります。

羽場さん:「フェアトレードタウンに興味を持ったきっかけは、垂井町(岐阜県)のフェアトレードデーに遊びに行ったのがきっかけで、いなべでもこんな活動ができたらいいなぁと思いました。最初は、市役所の政策課の若手、地域おこし協力隊のメンバーと私の友達4人で始まりました」

すでに認定されていた名古屋市が近かったのもきっかけの1つでした。

羽場さん:「垂井や名古屋のフェアトレードタウン活動の代表の方から色々話をうかがって、勉強しました。それで、楽しくなってきて、それもこの土地のメリット、利点というか、ご縁ですね」

――よかったです。

そして、私が、インタビューさせていただいてよかった、と思った一番の理由は、『世界はフェア(公正)であるとは限らない』と思わざるをえない、いろいろな話を聞くたびに、感じていた無力感が、少しでも軽減されたこと。

もともと、フェアトレードタウン運動を考えたのは、イギリスの小さな町、ガースタング(Garstang)の男性だったといわれています。ガースタングは世界で最初のフェアトレードタウンです。その運動が国を越えて広がり、ここにも来た。

――本当にすてきですね。その、フェアトレードタウンの生みの親といわれている男性は、まだお元気なんですか?

羽場さん:「うん、うちらの団体と、SNSでつながってるよ」

――えっ、そうなんですか。SNS時代って凄いですね。

【いなべフェアトレード】「筆談カフェ」を体験!歴史ある建物でアートも楽しめる「桐林館喫茶室」

(C)TOSHI

さて皆さん、次はなんだと思いますか?この建物。

(C)TOSHI

これ、分かりますか? 二宮金次郎像ですよ!!

こちらは桐林館(旧阿下喜小学校校舎)。国登録有形文化財として登録されています。

校舎をリノベーションし、一部が喫茶、アートを楽しめる、「桐林館喫茶室」になっています。

まさに「タイムスリップ」。建物内には、校長室や教室もあるんですよ。

(C)羽場典子

こちらがその喫茶室です。すてきですね!この、琥珀(こはく)色の木……。

そこにアールブリュット作品、ドリップアートが映えます。

そして、このイスと机。この上で喫茶、飲食ができました。

(C)羽場典子

桐林館喫茶室で話題になっているのが、「筆談カフェ」。

希望者には耳栓も用意され、手話の本もあります。ノートで筆談も。

音のない世界を体験できる、というカフェです。

[筆談カフェとは

音がないから、オモシロイ

おしゃべり禁止、のカフェではありません。

音声を使わないコミュニケーションを

楽しむ空間。

筆談、ジェスチャー、手話…

おしゃべりの方法はいろいろ。

手で伝える。目で伝わる。

あたりまえがなくなるとき、

そこには新しい発見がある。

静かな桐林館でしか味わえない、

「音のない世界」を体験してみませんか?]

桐林館喫茶室 公式サイトより引用

https://www.torinkan.com/

(C)羽場典子

耳栓をして、がっつり「音のない世界」の体験を試みました。

音を遮断すると、五感のほかの感覚がとぎすまされる、と聞いたことがあるのですけれど、私の場合、最初はちょっと違いました。

強いていうなら、スキューバダイビングを体験したときと少し似ていた気がします。

こちらには羽場さん、あともう1人の同行者と一緒にうかがったのですが、羽場さんが、身振り手振りで何か訴えているのが、分かるときもあれば、そうでないときもありました。

そして、とんとん、と突然背中をたたかれて、驚いて振り返ったら、なんのことはない、私の同行者なのです。実際に経験してみて少しでも感じましたけれど、音というのは、思った以上の情報量があるのです。30分くらいでしたが、違う立場に身を置いてみないと分からないことがあると実感しました。

飾られたアールブリュット作品、ドリップアートから、あらためて訴えるものを感じ、時間まで、ずっと眺めていました。

音のない世界で作品と向き合ってみると、そうでない世界にいるより、もっとその美、迫力と近づける気がしたとき、筆談カフェの時間が終わりました。

作品は買うこともできるのだそうです。大変、貴重な経験でした。

筆談カフェは2020年11月現在、SNSを使った予約優先制です。詳しくは下記をご覧下さい。

桐林館喫茶室

https://www.torinkan.com/

そのあとは、いなべ市役所、「にぎわいの森」に行きました。

にぎわいの森では、複数のお店で、オーガニックなものを含む買いもののほか、飲食ができ、試験農場もあります。選択の豊かさと、お洒落さに正直いって驚き、まるでどこかの高原のお洒落な場所に来たかのような気分になりました。

羽場さん:「コロナであんまり遠くに行けないときも、ここがあるし、おかげさまでそんなにさみしくないですね」

 

【いなべフェアトレード】いなべの「岩田商店」

(C)TOSHI

最後に「岩田商店」へ。

アート・ミュージック・パフォーマンスなど、様々なクリエイト(創造)されたものをより身近に体感できるスペース。訪れた方が自由に想像を膨らませ、展示作品とじっくり向き合ってもらえる空間を、作家さんと一緒に創っている、とのこと。

「古くから私たちの生活に寄り添ってきた芸術で、暮らしに少しでも豊かにできるように、様々な企画に取り組んでいきたいと考えています。

可能性を秘めた街、阿下喜商店街の一角にある岩田商店ギャラリーを、どうぞよろしくお願いします。」

松風カンパニー 岩田商店 公式サイトより引用

https://matsukazecompany.com/iwata

すてきな商品がたくさんありました。アート、アクセサリー、また、チョコレートなどのフェアトレード製品。

私は、ここでちょっとない、美しいお皿を買いました。帰宅してさっそく、トマトサラダ、レモンを使ったサラダを盛りましたが、料理が映えるので助かっています。

取材当日は、奥で、着物姿の、子供たち、女性が撮影してもらっていて、とても楽しそうでした。

この店のそばは温泉施設でした。いいですね。

いずれにせよ皆さま、どうかご自愛下さいませ。

参考

一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム 「フェアトレードタウンとは」

http://fairtrade-forum-japan.org/fairtradetown/about-fairtradetown

にしまちバインミー 公式サイト

https://nishimachi-banhmi.shopinfo.jp/

桐林館喫茶室 公式サイト
https://www.torinkan.com/

 

松風カンパニー 岩田商店 公式サイト

https://matsukazecompany.com/iwata

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